ウッドデッキと言えばやっぱり天然の木材が一番!
自然の風合があるから天然のものじゃないと。
そう言っていたのは十数年前の話でしょうか。
今でももちろん天然の木で作るデッキは活躍しています。
しかしメンテナンスの必要性からか最近では人工木材のウッドデッキが流行っています。
人工木材デッキ一覧
天然木材デッキ一覧
人工木材とは
リサイクル用の木材を木粉にしたものと、ポリプロピレン等の樹脂を混ぜ型で押し出した人工的に作れられた半分天然・半分人工の木材です。
樹脂成分で固まっているので割れや腐りがほとんど起こらない。一定以上の色落ちをしない。メンテナンスがあまりいらない。
とメリットがある反面、
天然の木材より熱を持って熱くなる。施行によっては反る。天然木材よりは加工性が悪い。
というデメリットも持っています。
何より風合いは天然のものの方があり気持ちが安らぐかと思いますので、どちらを選ぶかの選択基準としては、
人工木材
お手入れに時間や費用を取られたくない。
風合いよりも実用性・実益性が高い方が良い。
忙しい方やメンテナンスに時間をかけたくない方に人工木材のウッドデッキをオススメします。
天然木材
自然素材が好きで、メンテナンスや保護材を定期的に塗ったりも楽しくできる。
多少の割れや反りなども手入れできる。
忙しくて手入れが出来ない方には不向き。
ハードウッドと呼ばれる固い木材でイペ・ジャラ・ウリンなどの木材が腐食や虫食い、ささくれ等が
比較的に少ないという理由から人気が高いです。
但し伐採等の問題で材料価格は高めで、加工も柔らかい木材に比べしにくいので工事費用も若干高めです。
条件によって大きく変わりますが、
材料工事代をあわせていくら?と聞かれると
人工木材は30,000円/m2くらい~
天然木材45,000円/m2くらい~
と返答するケースが多いです。
ウッドデッキの下は?
デッキの下はコンクリートを打った方がいいの?
と良く聞かれます。
天然木材のウッドデッキで束柱(デッキの支柱)も木製のものをつかうなら下がコンクリートを
打っておけば湿気が上がって来にくいのでコンクリートは打つ有効性は高いと言えます。
コンクリートの下に防湿シートなど敷けばより湿気を抑えることができます。
またデッキの下から雑草が生えるような事が起こりません。
しかしながら、コンクリートを打つ面積が多すぎると排水が悪くなったり、別途排水計画を考えないけない場合が出てきます。
人工木材の場合は柱がアルミであることが多いので、あまり湿気について気にすることはありません。
防草シートと川砂利敷をしておいて、草は生えないようにしておく。そして自然排水もある程度できる。
という状態にしておいてデッキを設置するケースが多いかもしれません。
そのまま土の上にデッキを施工するケースは最近ではあまりありません。
もう一つの懸念はデッキの下に隙間があると猫や小動物が入りこんで子供を産んだとか、どこかの猫が最期のひと時に我が家のデッキ下を選んだ。
といった笑えない話も少なくありません。
多段幕板張りをして隙間をなくしたり、メッシュフェンスのようなものでデッキの隙間を埋めたりすることもご要望としては比較的多いです。
後は階段やステップをどうしよう?ローデッキを付けようか?照明もあった方がいいなぁ。等いろいろ気にかかるところが出てきます。
ウッドデッキは比較的大きさが決まれば決めることは少ない方ですがそれでも気にすべきポイントは結構あります。
この大きさでいくら?と値段も大切ですが、実際に現地で高さや形、その他ポイントを打ち合わせして決定していくことが大切かと思います。
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