新築計画時の外構工事を考えるタイミングとは。部屋だけでなく全体の間取りを考えよう

マイホーム計画を立てていてついつい後回しにしがちなのが外構工事。

外構工事と言ってもピンと来ない方も割とたくさんみえますね。

家の駐車場やお庭、玄関までの通路やお隣との境界にブロック塀を積んだり、

プライバシー空間を作るための目隠しフェンスをしたり。

これらが外構工事にあたります。

外構工事の打合せはハウスメーカーや営業担当者によっても打ち合わせするタイミングが

バラバラな印象があります。

外構の専門店に打ち合わせに来られる方のタイミングは本当に様々です。

まだ間取りもできていないうちから来店される方、お引渡しの1週間前に来られる方。

おおよその間取りが出来たから来店される方。

どのタイミングがいいのか。

予算はどれくらいかければいいのか。

外構工事も家づくりで後悔しないための重要な要素の一つです。

適切なタイミング最低限早めに決めておきたいことをお伝えします。

目次

家と同時に決めておいた方がいい事。

土地を購入したり、親の所有する土地を譲り受けて住宅を建築される方が多いかと思います。

例えば土地が180m2あったとして建物を建てる面積の許容率である建ぺい率が40%だとすると。

土地に対して72m2までの(1階部分または水平投影面積)面積の家が建てられます。

そうすると残りは118m2の面積が外構の範囲となります。

 

もちろん敷地が広い場合はいいですが、車を何台停めたい。全体的にクローズドの外構にしたい。様々な要望があった場合に家を優先してしまうとそれら外の要望がかなえられなくなってしまったり、手狭な駐車場になったりと問題が起こるケースがまれにあります。

これらの問題の多くは先に外構計画していれば防げる場合もありますので外構工事の計画は、早めに行った方が良いですね。

 

建物の大きさと配置

建物の大きさを決める際に、駐車場のスペースはどれくらいいるよ。

駐車場から建物を通って奥側が庭だったりする場合、その通路はどれくらいの広さがあって、住み始めてから何か工事をしようと思った時に物を通すスペースは確保できているか。

車を駐車したら玄関に入りづらい。

そんな事がないように最初にゾーニングという作業を行います。

簡単な範囲(ゾーン)を決めるんですが、ここには駐車場。ここは植栽帯で緑を。

自転車置き場はここにおいて、お庭はここ、洗濯ものはお庭で干したいからウッドデッキをこのあたり配置したいなど。

大まかですがやりたい事を当てはめていきその残りが家の大きさに使っていいサイズとなります。

隣地の窓や自分の家の窓

あまりに色々細かくあれやこれやと気にしてしまうと何もできなくなってしまいますが、

後から考えるよりは先の対策があった方がいいですね。

よくあるのが窓の位置が重なってしまって落ち着かない。

こちらの庭から相手先の玄関が良く見えるから落ち着かない。

どうしても家側でカバーできない時は外構工事の打ち合わせで目隠し等の計画をしていきます。

予算の話

外構予算は後回しにされがちです。

3000万円の家を建てるのに外構予算が150万円ではおそらく足りません。

外構屋の立場から言わしもらえば建築費用の10%は最低使って頂きたい。

3000万円の家なら最低300万円はないと建物の価値に見合った外構工事はできないと

思って頂いた方がよいかと思います。

もしもハウスメーカーの営業マンが外構予算は100万円でいいと思います。

といったならそのその営業は本当にいい家を提供したい。よりも契約をしてほしい。

が勝っているのかもしれません。

これは勝手な憶測というか経験則ですが、外構に費用をかけてください。と言える営業マンはしっかりしているイメージがあります。

もちろん低予算でも工夫はできますし、本当に100万円で要望通りの場合もありますのがまれだと思います。

後は予算を取っていたとしても住宅の契約後の打ち合わせで予算が上がってしまって外構に予算が取れなくなった。

これも結構あるあるだったりします。

家の外も中もそうなんですが2度と交換できないものは費用をかける。数年後に取り換えできるようなものは少し我慢したり優先順位をつける。

これはしっかりとやっていきたいところです。

外構の予算をしっかりとつかむためにも早めの計画をされた方が良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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